メタルバイブの使い方、色の選び方
今回は冬に大活躍するルアー「メタルバイブ」の基本的な使い方、色の選び方について解説していきます。
メタルバイブというルアー
まずは簡単に紹介をします。一般的には「メタルバイブ」とも呼ばれていて、他にもテッパンなどの呼び方があります。
その名の通り素材は鉛などが使われており遠投などがしやすい設計になっています。そのため冬の越冬できるような深場にもルアーがしっかり届くようになっています。
このルアーは冬などの寒い時期に使うことが多く、冬の食い気が下がっていてやる気のない魚を派手なアクションと金属という素材を活かし、リアクションでバイトまで持ち込めるルアーです。
1. リトリーブ(ただ巻き)
まずはシンプルにただ巻きです。リールを巻きながらバイブを水中で振動させます。最初はやる気のある魚がいるかもしれないのでまずは投げてから中層付近をただ巻きしてみましょう。
2. スローリトリーブ(スローなただ巻き)
次に有効になってくるのがスローリトリーブです。中層にも魚がおらずボトム付近にいる場合はルアーをボトムに当てながらスローに巻いてみましょう。メタルバイブは根がかりしにくく、最初からダブルクリックが備わっていることが多いので根がかりを怖がらずに投げてみましょう。
3.リフト&フォール
次はリフト&フォールです。この使い方はメタルバイブの最も有効な使い方とも言えます。
厳寒期などのバスに食い気がない時期にリフト&フォールをすることにより、リアクションでバイトまで持ち込むことができます。リフト&フォールはリフトで食わすというよりもフォールでバスの目の前に落として食わせる釣りです。この釣り方が冬に特に有効なのでぜひ試してみてください。
この魚は11月の冷え込んだ日の昼間にリフト&フォールで釣れた魚です。
かなり冷え込んでいる日でもルアーとアクションが合えばこのように本気のバイトになります。
色の選び方
バスを釣るうえでカラー選択も重要になってきます。色を選ぶ際に意識しないといけないポイントがいくつかあるので項目ごとに分けてご紹介します。
1. 水の透明度
水が澄んでいる場合は、ナチュラルな艶消しや水なじみのある色が効果的です。透明度が低く濁っている場合は、明るい色やコントラストのある色が魚に見えやすくなります。
2. 天候と水温
天気や水温も影響を与えます。明るい日や水温が高いときは、明るい色やメタリックな色が良いでしょう。逆に、曇りや水温が低いときは、暗い色やナチュラルな色が適していることがあります。
3. 主食の餌
魚の主食に合わせて色を選ぶことも考慮に入れましょう。例えば、自分の行くフィールドに合わせて野池ならギルカラーのようにメインベイトを意識してみましょう。
4. シーズン
季節によっても色の選択が変わります。春や夏は明るい色(クラウンやピンクのような派手なカラー)が、秋や冬は暗い色(ブルーブラックや艶消しのギル系などのナチュラルカラー)が効果的なことがあります。
試行錯誤
カラー選びについてポイントを幾つかまとめましたが最終的には、実際に試してみることが大切です。記載してあるカラー選択のポイントを意識しつつ、同じ状況で異なる色を試してみて、魚の反応を確認してみましょう!
カラーでバイト数が明確に変わる事は多々あるので様々な色を試しながら自分の好きなカラーを見つけるのも楽しいです。この記事に書いてあることヒントにしながら是非色々試行錯誤してみてください!
他にもバイブレーションの記事などもございますので冬にバス釣りをする人はセットでご覧ください↓↓
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