78プラドなぜ人気なの?
ランドクルーザー78プラド。
1990年代に登場したこのモデルは、いまや四半世紀以上前のクルマです。
それにも関わらず、現在も中古市場では高値を維持し、多くのファンに支持されています。
なぜ、これほどまでに78プラドは人々の心を掴み続けているのでしょうか?
今回は実際に乗ってみて
このブログではこちらの記事以外にも78プラドに関する記事を掲載しております。
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・無骨で今のSUVにはないデザイン性

まずはやはり【見た目】が人気の理由かと思います。
78プラドの外観は、現代のSUVにはあまり見られない直線的でシンプルなボディラインが特徴です。無駄のない箱型フォルムは視界も広く、クラシックな雰囲気を持ちながらも、オフロード車としての力強さを感じさせてくれる
角目のゴツっとした感じは「いかにも四駆」といった存在感があります。
このデザインは、今のSUVが持つラグジュアリー路線とは一線を画しており、ノスタルジックで飽きのこない魅力があり見た目がかなりの評価向上につながっています
・走破性と実用性の両立
ランドクルーザーシリーズの中でも、78プラドは比較的コンパクトで扱いやすいモデルです。そのため街乗りからオフロードまで幅広く対応できます。
4WDシステムやローレンジギアが装備してあるので、雪道・ぬかるみ・山道などあらゆる路面状況に対応可能です。バネも板バネではなくコイルバネですので日常のドライブでもストレスが少ないのが魅力です。
最近では、キャンプ・車中泊・アウトドアブームの影響もあり、再び注目されています。
エンジンの信頼性と強固なボディ

78プラドには、名機と呼ばれる1KZエンジン(3.0Lディーゼルターボ)という信頼性の高いエンジンが搭載されています。
とても頑丈で、定期的にメンテナンスをしていれば20年以上問題なく走ると言われています。実際に私のエンジンも28万キロですが大きな故障はなく乗り続けれております。
そしてこのエンジンは低速トルクが太く、悪路や登坂でも粘り強く走れるのが特徴です。
さらに、ラダーフレーム構造の強固なボディがこのエンジンを支え、過酷な環境でも壊れにくい“道具としての信頼性”も実現しています。
希少価値とリセールの良さ

78プラドはすでに生産が終了しており、状態の良い個体がどんどん減っているのが現状です。特に、錆が少なくオリジナルパーツが残っている車両は希少で、中古車市場では年々価格が上昇傾向にあります。
また、海外市場でも日本製クロカンの信頼性は非常に高く修理もしやすいため、アジアや中東、オーストラリアなどへの輸出需要もかなり高い傾向となっています。
そのため、乗って楽しめるうえに資産価値としても優秀という側面も魅力の一つかと思います。
四駆車としての文化的価値

78プラドは、まだクルマに「個性」と「哲学」があった時代のモデルで、電子制御も少なく、ドライバーの感覚で操る楽しさが残っています。
現代のSUVが高級志向・快適志向に進化する中で、ナナハチプラドは人と自然をつなぐ“原点回帰の車”として再評価されております。
多くのオーナーがこの車に“ロマン”や“冒険心”を感じており、それがコミュニティやSNSを通じて共感を呼び、文化的な価値として根付いてきているのも魅力です。
まとめ
上記の事からこの78プラドは実用面、文化的背景を見ても人気のある車です。
これから昔のランクルに乗ろうと考えている方はまずはこの78プラドから初めてみたはいかがでしょうか。

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