バス釣り 琵琶湖 ミドスト 番外編
まずは琵琶湖のミドストについて入門編の記事がありますのでまだ見てない方はこちらをクリックしてご覧下さい☞ミドスト入門編
今回は琵琶湖の冬の定番「ミドスト」の針のサイズや重さ、ワームへの針の刺し方、操作している時のロッドの持ち方など少しニッチなお話をしていきます。
ついでに私自身が使用しているミドスト用のタックルもご紹介しますので参考までに見てみてください🙇♀️
ミドストフックセッティング
よく使うフック紹介とフックセッティングについてです。
私は2種類のジグヘッドを軸に使い、他の数種類をたまに使うスタイルでやってます。まずは琵琶湖ミドストの軸となっているジグヘッド3種類ご紹介します。
デコイ バイオレンスジグヘッド
このジグヘッドはデコイから販売されているバイオレンスジグヘッドになります。
このジグヘッドはあらゆる状況において適応のできるオールラウンドジグヘッドです。
主に0.9gの2番フックを使用しておりまして、このフックを使用していて今までバレた事はほぼ無く、非常に使いやすいです。
値段も他のジグヘッドよりは安価なのでお財布にも優しい所も私のお気に入りポイントになります。
がまかつ ホリゾンヘッド
もう1つの私が軸にしているジグヘッドはがまかつのホリゾンヘッドです。
このジグヘッドはバイオレンスジグヘッドよりは少しお値段が上がってしまうんですがこちらも同様オールラウンドな形をしていて、針自体もかなり強く作ってあるので針が伸ばされてバレるなんてことも無いです。
しかもフックには「ナノアルファ」という刺さり向上+防錆効果のあるコーティングがしてあるのも魅力です。このフックも使うワームによりますが基本は0.9gの2番フックを使います。
がまかつ ホリゾンヘッドLGライト+G
上記二つは今までの定番ジグヘッドでしたが最近のスタメンジグヘッド(2025.2月時点)はこちらのホリゾンヘッドLGライト+Gです。
とにかくフックが強く琵琶湖の大型で口が硬い魚とも戦うことのできる強さがあります。
しかも、ガード付きなのでロックエリアやウィードエリアも難なく攻略することができます。
今僕が一番推しているジグヘッドになります👍
何故2番フックなのか?
少し話を逸らしまして、なぜ琵琶湖のミドストでは6インチなどの大きなワームに2番の小さい針をつけているのか不思議になった方も居ると思います。
僕も最初は大きい方がちゃんとフッキングするのではないかとずっと思っていました。
ですが、デスアダーを投げている時、大きいフックをつけている時よりも小さいフックをつけている方が艶めかしい動きがを出しやすく、普通にフッキングもできることが分かりました。
フックの刺さっている接続面がワームに多くあればあるほど少し固い感じのアクションになってしまいます。逆に小さい針で頭部分にだけフックがあることによりワームの全体をくねらせてアクションができるので理想の動きになります。
フッキングに関しても頭から殺しにかかるようにバイトすることが多いので合わせた瞬間のすっぽ抜けなどはほぼ無く、だいたいフックアップしているので私はこの0.9gに2番というセッティングにしています。
話が少し逸れてしまいましたがこの2種類意外にも使うジグヘッドをご紹介します。
がまかつ ホリゾンジグヘッドLG
このジグヘッドはホリゾンヘッドのヘビーウェイトバージョンです。
フックサイズは大きくなりますが、最大6.2gまでラインナップがあり、奥琵琶湖の急深ポイントなどの水深があるポイントや一定レンジを早巻きでミドストする時などに使っています。
デプス ミドストジグヘッド
お次に紹介するのがデプスから販売されているミドストジグヘッドになります。
サカマタでミドストをする際によくこのジグヘッドを使っています。他にもウィードが濃い場所なんかはガードがついているのでよくこのジグヘッドを使ってます。
オカッパリはアップヒルの釣りなので2.5gと3.5gをよく使っています。
リューギヴェスパ
お次にご紹介するのがリューギのヴェスパになります。
このフックはガード付きとガード無しがあり、ウィードの有無や障害物の有無で自分は使い分けています。
ガード自体も曲げて自分好みにカスタムして使えるのもこのフックの魅力です。
更に細い糸を使っていてもしっかりとフッキングできるように細軸のフックを使っているので小さなワームをライトなタックルでミドストする際にはこのヴェスパが1番です。
針の刺し方
次にジグヘッドの刺し方をご紹介していきたいと思います。
このフックの刺し方でも動きに少し差が出るので色々知っておくといいと思います。自分は主に3種類を使い分けていますのでその3種類をご紹介します。
中心から刺して斜めに通す
まずご紹介するのはワームの中心から針を刺し斜めに通して背中に出すやり方です。
普通の刺し方は中心からまっすぐ針を通し、背中の部分から出します。
ですがこの方法だとフックポイントが少ししか出ないのでフッキング率が下がってしまうと考えてます。
なので中心から刺して斜めに出すことによって普通の刺し方よりもフックポイントが出るのでフッキングも問題は無いです。
薄く背中を通す
次に紹介する刺し方はミドスト刺し方と検索するとよく出てくるこの刺し方です。
書いてあるとおりワームの中心から刺さずにワームの中心より上からフックを刺しそのまま背中側を薄く通しながらフックを出す方法です。
この刺し方はロールが少し普通の刺し方よりも強くなります。
ロールをいつもより出したい時、ロールが効くタイミングではこのセッティングがおすすめです。
ワームが斜めになるように刺す(シャチホコ刺し)
少しわかりずらいですが、次に紹介する刺し方はワームが少し斜めに曲がる感じに刺すやり方になります。
名古屋のシャチホコに似ていることからシャチホコ刺しなどとも言ったりします。
このセッティングにすると先程紹介した背中を薄く通す刺し方よりもロールが強くなります。もっとロールを強く出したい時にこの刺し方が効果的になってきます。
刺し方から色々ありますが使い分けながら試してみてください。
操作している時のロッドの持ち方
これは本当に人それぞれの話になってしまうんですが参考までに僕がいつも操作している時のロッドの持ち方を紹介したいと思います。
私はこんな感じで持っています⤴︎︎︎
薬指と小指の間にリールを挟み、人差し指でブランクスをタッチしながら操作しています。
元々は中指と薬指の間にリールを挟む持ち方をしていましたがミドストはほぼ縦捌きのアクションなのでこの持ち方だと疲れてしまう事が分かり、手の力がかかる重心を移動させ、少し力を加えるだけでロッドとリールの重さのバランスで勝手にシェイクできるようにしました。
この方法はだいぶシェイクも楽にすることができます。更にブランクスをタッチしていることによって感度もアップしていますので今はこの持ち方に定着しています。
これはロッドの形やその人の手の形などでも変わってくるのでぜひ色々なやり方を自分で探してみてください!
タックル紹介
少し先程の持ち方のところで見えてしまいましたが、最後に私が使っているミドストタックルをついでにご紹介したいと思います。
ロッド:アルカナ バックラッシュ×デジーノ
ディーノブランクス採用の琵琶湖スペシャルロッドです。
入手困難ですがこちらのロッドを使用しております。
リール:18ステラ2500s
ロッドが少し軽いため重めのリールを使ってバランスをとるようにしています。
今は中古で出回っていることが多いステラですがデザイン、機能性共に18ステラが最も優秀で愛用しております。
ライン:SUPLEXスピニングPE1.2号
出典:スープレックス
ロックエリアで大型サイズをかけても大丈夫なようにPEは1.2号を使用しています。
しなやかさと強度はもちろん、使いやすさからスープレックスさんのPEを愛用しております。
リーダー:フロロ12~14ポンド
(変えスプールにナイロン8ポンド)
こんな感じのタックルセッティングでいつも釣りをしています。
琵琶湖のロックエリアで釣りをするのが多いので少し強めのタックルセッティングになってます。
リールは軽いロッドとのバランスを取るために2500番のリールの中でも重いのを選んでいますが、3000番のリールに変更予定です。
以上がミドストについて少し深堀りした話でした。初心者や分かりずらかったという人はまずはこちらの入門編も見てみてください☞ミドスト入門編
また深掘りしたお話も今後どんどん書いていこうと思いますので是非チェックよろしくお願いします!
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